社労士試験まであと半年!オプション講座や模試の選び方解説

シャロスタ Mar 10, 2024
社労士試験まであと半年!オプション講座や模試の選び方解説

みなさん、こんにちは。

いよいよ3月、年度の変わり目に差し掛かり、社労士試験まで残り半年間を切りました。

 

この記事では、今後の過ごし方をアドバイスします。オプション講座の選び方や、模試の受け方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

オプション講座について

例年、この時期になると各予備校がオプション講座の販売を始めます。不安な気持ちから、つい全部の講座を追加したくなる気持ちもわかりますが、しっかりと厳選してください。

 

シャロスタ的オススメ講座は以下のとおりです。

 

推奨講座(★★★) ・・・「白書・統計」「法改正」 

推奨講座(★★) ・・・「判例」「横断」

推奨講座(★) ・・・「選択式」「過去問攻略」「計算・事例」など

 

★3つの「白書・統計」「法改正」については、「新たな学習範囲」となるため、できる限り受講をおすすめします。

★2つの「判例」「横断」は、マストではありません。これらは市販教材でもカバーすることができるためです。

★1つの講座については、必要に応じてプラスしてください。

昨年、実際に受講したのですが、テクニック論がメインの印象でした。受講において、土台となる知識がしっかり身についている必要があると感じました。

 

大前提は、手持ちの既存教材を100%仕上げることです。

その上で、必要な場合はオプション講座を追加するようにしましょう。

 

模試について

模試の回数は2回

模試の受験回数の目安は2回、多くても3回が限度だと考えています。

理由は、模試の復習には相当の時間がとられるからです。

 

たとえば、択一式の復習。

1科目あたり、1問につき5肢×10問=50肢 ⇒ 50肢×7科目=350肢

1肢あたり復習に3分かかるとして、3分×350肢=1,050分=17.5時間

さらに、選択式の復習も合わせると、20時間を超えることは容易に想像できます。1日2時間勉強する場合でも、10日間は模試の復習に持っていかれてしまうのです。

 

このように、模試の復習だけでも数十時間を要しますので、受け過ぎには注意してください。

特に初学者の場合は、模試を受けるだけでも相当体力を持っていかれますので、復習そのものを放棄してしまう方も少なくありません。

 

模試で最も重要なのは、きちんと復習をすることです。

確実に消化するという意味でも、模試は2回で十分です。

 

模試を選ぶ際は返却時期に注意

留意すべきなのは、模試の返却時期です。

特に、以下の模試を予定されている方は、注意が必要です。

 

・資格の大原 全国統一公開模擬試験Ⅱ(会場受験:7/27・7/28)

・LECリーガルマインド 社労士ファイナル模試(会場受験:8/2・8/3・8/4)

 

上記模試の成績返却は8月です。つまり、本試験まで1か月を切った状況で、判定が返ってくることになります。仮に思うような成績が取れなかった場合、本試験直前期のメンタルやモチベーションに影響を及ぼすことが懸念されます。

 

模試の受験自体を止めているわけではありません。たとえば、選択式だけ解いたり、苦手科目だけ解いたりという活用の仕方も可能です。

あくまで、答案提出をするかどうかを、ご自身で判断なさってください

 

模試を受ける際の注意点

模試は、いわば「プレ本試験」です。

雰囲気やタイムスケジュール含め、本試験のリハーサルができる貴重な機会ですので、できる限り会場受験をオススメします。

 

模試では、本試験当日をイメージした行動を取るように心掛けましょう。

 

具体的には、以下のことを考えてみてください。

・朝は何時に起床し、何をするのか?

・昼休憩には何を食べて、空き時間は何をするのか?

・テキストは何冊持っていくのか、何のテキストを持っていくのか?

 

また、模試を解く際には以下の3点を必ず意識しましょう!

・マークの仕方

・問題を解く順番

・時間配分

 

オススメは会場受験ですが、自宅受験せざるを得ない場合もあるかと思います。その際は、本試験と同じスケジュールで1日を過ごすよう意識しましょう。

 

これから模試を申し込む方は、以下の記事も参考にしてください。

 

▼2024年社労士試験|模試申込み情報まとめ

https://gakko.shikumisr.jp/blog/2024sharoushi_moshi

 

まとめ

オプション講座の選び方、模試の受け方を解説しました。

 

例年、この時期になると予備校での科目別テストや答練等の受験者数がジワジワと減少する傾向にあります。

恐らく、異動や新生活等の理由により今年の社労士受験そのものを見送る、あるいは撤退される方が出てきているのではないかと推察されます。

 

昨年の本試験において、本試験申込者数と本試験受験者数を比較してみても、受験者数は申込者数から約1万人減となっています。

 

改めて、重要なのは本試験までの学習継続です。

 

上記のデータからも伺えるように、学習を継続できることは当たり前のようで当たり前ではありません。どんな局面であれ、まずは学習を継続することが大きなチカラとなります。

 

今日も変わらず勉強できているその環境に感謝しつつ、進めて参りましょう。

 

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